いつでもスッキリと片付く家が完成しました。収納しているものを隠す扉付のクローズ収納と、ディスプレイして見せるオープン収納を、使いやすさを考えた適材適所の位置に設けました。2階にはキッチンと水廻りをまとめ、毎日の料理や洗濯にかける時間を減らし、ご家族で過ごす時間や、自分の趣味の時間が増える、スマートな間取りになっています。またウィズコロナで、お家時間が増えたことで、主寝室にはテレワークにも対応できるカウンターや、3階には青空の下アウトドア気分を楽しめる、プライバシーの保たれたバルコニーなどを設け、ご家族みんなが快適に暮らせる住まいです。
玄関前には目隠しの壁を設けました。玄関扉を開けた時に、道路側から家の中を見られなくし、プライバシー守る以外にも、小さな子どもの急な飛び出し防止にもつながります。また上部が屋根になっているので、雨の日でも濡れることなく、落ち着いて鍵の開け閉めができます。
玄関ホールには、シンプルな石目調天板の手洗い台を設けました。帰宅すればすぐに目に付く位置にあるので、外で遊んできた子どもなど、自然と手洗いやうがいをしてから、2階のLDKに上がる習慣がつきそうですね。
1階の主寝室の壁には、リモートワークや趣味に使える程よい広さのカウンターと、書籍や書類をスッキリと整理できる壁付けの可動棚を備え付けました。家で仕事をする時など、ご家族と距離を置いて、静かな時間を過ごせる空間です。
毎日のお料理や洗濯といった家事がラクになるように、水廻りを2Fにまとめました。洗面室とバルコニーを同じフロアにすることで、重い洗濯物を持って階段を上り下りする事なく「洗う」→「干す」の洗濯作業がワンフロアで完結できます。また料理や洗い物をしながらの「ながら家事」ができるので、コーヒーを飲みながらインスタをチェックしたり、テレビを観たりと自分時間を楽しむことができます。
後ろの大きな窓からの明るい光を取り込むキッチンスペース。電子レンジや炊飯器といった調理家電や食器などを、使いやすい場所に置けるカップボードと、家事の合間にお茶や趣味などを楽しめる、造作カウンターを設けました。また冷蔵庫の位置も工夫し、狭さを感じさせず、見た目にもスッキリとしました。
3階に廊下と部屋につながるバルコニーを設けました。洗濯動線を考え、個人のプライベートな空間を通ることなく、布団や洗濯物の出し入れもスムーズです。天気の良い日には、テーブルセットを持ち出せば、青空の下で食事や読書ができます。夏にはキッズプールを出して子供と遊んだりと、その時の気分や季節に合わせて、使うことができます。
決して大きくない不整形地で、敷地内における建物の配置や形状などに制限がありましたが、デザインや間取りを工夫し、2階に水廻りをまとめ、家事動線にも配慮した、生活のしやすい4LDKを計画しました。外観は上品で洗練されたイメージのグレーのタイルに、無機質な素材感のコンクリートの打ちっぱなし柄と、ブラックカラーをアクセントに取り入れ、都会的でハイセンスな印象に。室内は床材やクロスを白をベースに、アクセントでモルタル調タイルなどを配し、明るくスタイリッシュな空間を目指しました。